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郷愁 nostalgia : ウィキペディア日本語版 | 郷愁 nostalgia[きょうしゅう のすたるじあ] 郷愁 nostalgia(きょうしゅう ノスタルジア)は、高野慎三の随筆、写真集。2005年1月に北冬書房から出版された。1960年代から1970年代にかけて撮影された甲州街道を中心とした街道風景や宿場風景のモノクロ写真にそれぞれの解説と紀行文が添えられている。 == 概要 == 高野が1960-70年代にかけて鈍行列車とバスを乗り継ぎ足で撮りだめた写真を中心に、宿場町や旧街道へのノスタルジックな思いが簡潔な随想となり寄せられている。写真はモノクロ写真が中心だが、これは表現的意図があったわけではなく、60年代の高野には、カラーに手が出なかったため。現在では、はや見られない茅葺屋根が軒を連ねる当時の街道の様子などが記録されており、資料としての価値も高く、各地の図書館などにも収蔵されている。 本書は、高野が漫画家のつげ義春が街道に興味を持っていることを知り、つげとの語らいのうちに、さらに街道への思いが募り結実したもの。街道の探訪は、つげとの邂逅前から始めていたもののつげとの「語らい」から始まった「共同研究」の成果であるとあとがきに記している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「郷愁 nostalgia」の詳細全文を読む
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